有田焼はなんでもありな器なのでは?
- 2020.05.05
- thinking
Web有田陶器市も泣いても笑っても5月5日が最後となった。売り切れになった品も多かったが、予約注文ができるものもある。最終日も盛況ならいいな、と思う。
これはギャラリー昭文さんで教えていただいた(とおぼえてるの)だが「有田焼はどんな器だ」という答えが「なんでもあり」なのが有田焼なのだ、と。
もちろん著名な柿右衛門窯に行くと見られるような赤絵の器が一般的な有田焼なのだろうけど、実際に行くと、それは一つの典型的な表現でしかなく、あらゆる手法や表現が認められた焼き物なのだな?と思う。(町長と同席のとき特別に撮影させてもらいました)
備前焼とかに比べると、そうとう多種多様だ。そして色彩は九谷焼も色とりどりだが(どうやら遠い昔つながってるようだが)、でも多様性は有田の方が優れていると思う。
思うに、伊万里焼や波佐見焼などが間近に有り、非常に競争が激しい中で磨き抜かれた技術とクリエイティビティなのだと思う。
小学校にも窯があり、みんな器を作る。器に絵付けをするのも誰もが行う。だからみんな色彩も形にもセンスがある。そういう町民が街中にいろんな作品をおいてある。
思うにこんなクリエティブな町はそうそうないのかもしれない。
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