ハムやソーセージの国内持ち込みなぜできないのかな?
- 2019.02.11
- about global business about local business eating thinking
- ハム
T-Passのついでにもう1つ、いまだ解せないものがある。肉製品の国内持ち込みが一切できないことだ。
生肉が持ち込めないことは理解できる。検疫所としても国内に深刻な病原菌を持ち込むことを防御しなけれえばいけないのも尤もなことである。
しかしハムとかソーセージはどうなのだろう?
答えはもちろんNG。ハムでもソーセージでも、免税店でもNGになっている。
動物検疫所でも持ち込み不可となっているし、パンフレットもあって「ワンちゃんも見張ってるよ!」みたいなことも書いてある。
でも「検疫」の観点でハムやソーセージまで禁止する必要があるのだろうか?
生ハムなんて軒先に3年ぐらいぶら下げた塩漬けした生の豚肉である(笑)。イタリアだろうと日本だろうと、相当珍奇な食べ物ではある。うまいけど。
もちろんハムやソーセージは塩などをまぶして保存用の加工がされている。防腐のための加工がされているので、病原菌が付着し繁殖するのは相当むずかしいはずだ。
もしそんな菌がいたらパンデミックが起きてしまうのではないだろうか。
ちなみにシンガポール、調べてみたら5kgまで生肉でも個人的な消費なら持ち込んでいいらしい。ただし鳥はインフルエンザがあるからだめ、とのこと。ハムやソーセージは持ち込み問題ないようだ。
検査証明書があればいけるらしいが、私もとったことないので詳細不明。個人だったらまずむり、と書いてあるので難しいのだろう。
ハムやソーセージまでは厳しすぎると思うのだけどなぁ・・・やっぱり国内業界の加工肉業界の保護も視野にはいってるのだろうか?
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