キリロム大学構想を説明してみる
- 2020.02.17
- JPN(2020) thinking what I want to introduce
キリロム大学のこと、ちゃんと書いておこうと思う。
彼はキリロム大学を通して日本とカンボジアの社会問題を解決しようとしている。
1つめは日本のテック起業に、優秀なエンジニアを供給することだ。カンボジア人は厳しい試験で優秀な学生を選抜、無料で学ばせ日本に紹介してその手数料で学費を賄う。
もう1つは世界で通用する日本人の若者の育成でカンボジアで英語でテクノロジーを学んだ人材を輩出し、日本の未来を担う人材を育てる。
これらのビジネスを賄うために、リゾート施設でのホテル事業や住居提供を展開しつつ、学生寮の運用を不動産金融商品としてオーナーを募集している。
このプロジェクトをキリロムというカンボジアの国立公園で行なっている。広大な松林の中にある。国立公園なので木を80%以上残さなければいけないので、木をそのままネイチャーシティーとして作ろうとしている。森の中で過度な開発を行わないキャンパスとリゾート施設を作ろうとしている。
背景はカンボジアへの投資が中国を筆頭に加熱しているが搾取的な投資が多く、カンボジアの国民に貢献しない点を憂いている。そして日本は英語もテクノロジーもまったく実践的ではないためこのままではどんなに優秀な人材でも世界で活躍しにくいという日本の教育環境が若者に押し付けてしまっている社会背景がある。
このことを最初GPSで探りながら0から松林に町を作った。学校を作るための労働者が暮らすための街だ。
そこから学校を作り電線がないから自家発電をし住居や学校をつくった。
正直ちょっとクレイジー。それぞれが素晴らしいがあまりに荒唐無稽でできる気がしない。でも形にしててすごいなと思う。
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