日帰り帰省の墓参りでずっと思ってた疑問
なんか正月早々にこんな記事書いてしまった。ふさわしくない話題な気もするけど書いちゃったんで(笑)、時期ずらしてアップ。
日帰りで福島県いわき市の実家に家族と帰省した。両親と会い、お墓参りと氏神さまの初詣をしてきた。
江尻家は、とても変わったお墓で、3つの家が1つの土地にお墓を立てていて、墓石はそれぞれの家であるのだが、それとは別に土の上に、木の墓標が地面に20本ぐらい刺さってる。
卒塔婆みたいなものだがあれは墓石の裏とかにあるはず。江尻家のはその目の前に土の山を作り、そこに柱みたいな墓標を刺している。
イメージとしては江戸時代のお墓って感じだ。
このお墓のスタイル相当変わってるのではないだろうか?少なくとも自分の家のお墓以外、私は見たことないし、知る限り弔われている墓地全部の中でも私の家のお墓だけがこのスタイルだ。誰に聞いてもその理由がわからない。不思議。
私の実家泉町付近は廃仏毀釈運動が盛んだったため、お葬式もお墓も神道。戒名も神道で霊名というらしい、なんとかの少彦名命とかなんとかの童とか書いてある。お墓参りも二礼二拍手一礼。20本墓標があり、墓石も3つあるからお線香は1束か2束いるので、その場で火をおこして全部に火をつけて松明みたいにしてから消す。
お盆やお彼岸のお墓参りに同席した妻に「相当変わってる」と結婚前に言われるまで、全国津々浦々そういうものだと思ってた。お坊さんがお経上げるのが普通だとは思ってなかった。私から見たらお坊さんからありがたい説法聞かせてもらう方が新鮮だった。
昔は自宅でお葬式が普通で、ぼんぼりとか家においてお葬式はそこに向かってた。最近は変わってきてお葬式も普通に葬儀場でするようになったがいわきではここ20年ぐらいの変化じゃないかとおもう。
さらにいろいろオカルトな話もあるがそれはまたどっかのタイミングで。ちょっと怖いし。
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