都知事選は罰ゲームみたいだという意見を鵜呑みにするところだった
- 2020.07.05
- thinking
今日は都知事選挙だ。ツイートなどを見ていると、候補者がひどすぎて罰ゲームとしか思えない、と言ってる人も多い。NHKの政見放送で全裸になった人もいると聞いた。なんで安くないお金を供託し、テレビ出演だって安くないのに、そんなに目立ちたいのだろうか?ぐらいの感覚でいた。そしたら妻があの全裸になったという立候補した人、小池都知事の批判は的を射ていたよ、言うので、全裸でどうやってそんな話したのだろう、と言う半分好奇心でYoutubeで探してみた。
しかしその動画には小池都知事批判はなかった。その人は後藤輝樹さんという候補者だった。彼は小学生でもわかる下ネタで若者に政治に関心を持ってもらい、自由に発言できる権利と閉塞感の打破を体張ってやってるのだった。娘と一緒に見ててお前10歳の娘にこれをみせるかとは言われたけど(笑)。
しかし渋谷で踊ってるスーパークレイジー君はどうしようもないだろう、と思って政見放送を見てみたら、西本誠さんは真面目にその意図を話していた。政見放送としては、余りに辿々しく少し九州のなまりを感じるシャイな青年が、決して不真面目ではなく、まじめに熱心に語っていた。若者にも政治に関心を持ってもらうために自分ができることを考えて、踊っていたのだそうだ。風営法の改正など、私が関心を持っていない政策の話もあるが、その業界では大きな課題だったりするのだろうから、彼の主張にトンデモな所やおかしい話はなかった。
都知事選は昔から変わった候補者が立候補していて、珍奇な自己主張を聞かされるケースも多かったが、この2人に関しては、まともな考えだし、売名行為とかではないと私は感じた。何か行動しなければと思って、大金を払って馬鹿にされる行為をしている。その行動には真面目に国や将来を憂いた気持ちがあると感じた。
周りの人の、罰ゲームみたいだと言う印象を真に受けてたけど、よく見ると今年の都知事選は今までより真面目な立候補者が多いのかもしれない。そして彼らの思惑通り政治にほとんど関心がない私がこうやってブログを書いていると言うことは、マーケティングとしては成功しているのだから(笑)
海外では学生がデモなどに参加することは誉められることだと聞く。政治や社会問題について考え自分の意思を発信し、共感する活動に参加することは良いことなのだ、でも日本はどうだろう?立派な学生や社会人はデモに参加しない、というイメージがないだろうか?
そうやって政治や社会問題を考えることをしない大人と子供が増えいる。SDGsが重要になる中、そう言う問題意識を持つことが大事になってきてるのに。
人は人自分は自分。誰がどう言おうと、自分の意思を示そう、考えよう。そして選挙に行こう。
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